2010年09月21日

あの時代を思い出させてくれる

書名になっているThe Beatlesの曲は当然だが、主人公の姉とほぼ同じくらいの年齢の自分としては、それ以外にも“四曲入りのEP版”“フランスキャラメル”“アメリカ口語教本”“傷痍軍人”など懐かしくて思わず「そおや!」と声が出てしまうようなものに再会しました。

物語としては、子どもの目を通してみた世界に透明感があって心地よく読めましたが、中学生の女の子の気持ち動き・揺れが理解できるというより、「外の世界」へ心が向かっている高校卒業を控えた姉の行動を闇雲に心配する父親の気持ちに、時代的な背景も考慮すると共感を覚えます。

健気なビートルズマニアの回想記
著者は高名な児童文学作家である.しかしここでは、半自叙伝のように健気な中二の女の子だった自らを40年後に回想する、と言う趣で、ひたすら好きで好きで仕方のない The Beatles への愛に満ちた日々が描かれる.Beatles の1966年秋の来日公演を何とかして見るために、中国地方西部から東京目指して小さい家出までするのだ.でも私は満足できなかった.余りにも世界が狭く、回想自体に魅力が足りないのだ.これを姫野カオルコ氏の 'ツイラク' の墜落前までの回想部分と比較すれば、社会的、戦略的な生き方の描写が欠落しているのがよく判る.それと、プロローグで満月が中天にかかりながら曙を迎えるあり得ない情景で、私の信頼感はゼロまで下がっている.高名な作家のこのあり得ない過ちは読み手の心を暗くする.折角のビートルズが息づく乗りを与えられず残念.昭和の懐かしい時代にタイムスリップ
ビートルズに恋いこがれた少女の日常を描いています。

ビートルズの曲にガツン!ときた方、昭和40年代を生きた方きっと、ページをめくれば、あの頃にタイムスリップできます。

本を読みながら、あの頃の情景が浮かんできます。

わたしは、なんでもや(文房具とかお菓子とか、とりあえずなんでも売ってた店)が大好きでいつも、入り浸ってました。

あの頃のことを思い出しながら、この本を読みました。

オール・マイ・ラヴィング


ラベル:岩瀬成子 読書
posted by なつみ at 01:53| 読書 | 更新情報をチェックする
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